イ​エ​ス​タ​デ​イ​に​口​づ​け​を

from FICTIONS by Lopnur

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lyrics

03. イエスタデイに口づけを

僕らはこれだけでいいさ
どうか消えないようにお願いしたよ
欠けない望月のような 香炉峰の雪のような
そんな世界を待っていた

僕らはここだけでいいさ
秘密が増えていく木洩れ日の下
この窓しか知らない君 肩寄せ息を繋ぐ僕
閉ざされたまま 後は何も知らないまま

まだまだ僕の手を離さないで欲しいよ

僕らは同じじゃないって ずっと知っていたんだ
言えないだけさ
冷たい視線潜るのも 城、春となれば途絶えて
堂の前には蒼く染まる枸橘の画

まだまだ君の手を握り締めていたいよ

君の世界の全て 秘密の桜の園
二人眺めた窓はいま 昔日の称

凛とした述懐に耳預けていたけど
奥底醒めた目で睨みつけていたんだ

僕らは忘れない 乗り合わせたあの日を
でも今はその手を離さなくちゃ
「    」しなくちゃ

僕は息が出来ない 秘密の桜の園
君の愛した窓が どうか止まないように

credits

from FICTIONS, released November 28, 2014

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