1. |
Lonely Snow
05:39
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01. Lonely Snow
何も分かっちゃいないけど
僕は言いたいことがあるんだ
けれど 誰も聞いちゃくれない
空まで皆知らん顔
雪の被ったこの街
白い息が流れては消えていく
君は聞いてくれるかい?
僕の愚痴や不満たちを
雪の花は手の中で
冷たく消えていく
皆同じだろう
ただこの温度で自己主張
白い世界温める
君の言葉一つ一つが
誰も"lonely snow"だから
君に出会えてよかった
小さくなる列車が
白い息を吐いて森に消えてく
走っても叫んでも
いつでも大人たちの都合
改札で会ったとき
僕は笑顔絶やさぬようにしてた
君は気づいていたね
この小さな知らん振りを
遠い街も空の下
雪が降るのかな
そうさ同じように
冷たいぬくもりがあるのかな
通り過ぎる街は賑わい
不満一つ無いように
君を忘れたからさ
振り返らずによかった
ああ そうだ
この手はまだ 希望を知らないんだ
手を伸ばす
時計の針を自分で動かすために
遅く芽を出した春を
大事に育てて送るから
君を忘れはしないよ
いつか会いに行くよ
通り行く景色はまだ
あの頃を消してはいないよ
君も"lonely snow"じゃないよ
雪が帽子に積もった
長い時が 積もった
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2. |
エクスプレス
06:43
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02. エクスプレス
トンネルを抜けて 気が付けばそこは草原で
深い雪の景色は 二度と見つけられないよ
誰かに聞きたい
きっと目を逸らしはぐらかす
大人たちの都合はいつも正しいものなの?
思い出の欠片 一つ一つ落としてきたけど
雪の街が呼びかけてくるよ
何度も誘うように
夜明けまで変わる景色見つめていた
遠く霞む世界も夢だけじゃないよね
終点に君の形が無くても
そこはまだ終わりじゃない 旅路の途中
七つ目の駅 乗り換えを待つ休憩所
本当は今すぐでも戻って会いに行きたい
君のいる街へ届けてほしい心準備して
冬の風に願いをかけても
言葉は届かないけれど
同じように目の前の景色がある
遠く見えた世界が楽園じゃなくても
頼りなく けれどそこに道はある
大丈夫 きっと出会えるよ 旅路の果てで
いつの日も二人見ていた白い景色
来年は一人になるんだね 淋しいけれど
どこでどうしているの?
離れてなんかないよ
同じ空の下でなら 同じ雪が降るから
目に映るだけが全てではないと 祈れども
過ぎた街の記憶は 白い色に消えるだろう
最果てで風に吹かれ雪が舞う
おはよう ここは朝だよ 明日が呼んでいる
頼りなく でも確かに歩き出す
ここはまだ終わりじゃない 旅路の途中
同じように空を見上げているのなら
おはよう そこも朝だよ 眠りから覚めてよ
泡沫の雪が街並を飾る
ここはまだ終わりじゃない 旅路の途中
「大丈夫、きっと出会えるよ。旅路の果てで」
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3. |
The Flower of You
04:20
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03. The Flower of You
単純な言葉にも意味があることを
僕はまだ知らずにいる
単純な言葉だから
意味が分からないこともあるだろうけど
振り返って何も残らない時の中で
少しずつ形となって
鼓動を 確かめる
君が強く握り返してくる
小さい指を絡ませて
戻れない時間を掌の中に
単純な言葉しか伝えられなくて
僕はただ待ち続けて
単純な言葉よりも気の利いた言葉
誰か教えてください
いつの間に大きくなって 背を伸ばした
僕が想像していたのは
何故だろう"こんな"じゃない
期待だけで水もあげずにいた花は
枯れて萎れていた
そんなことに今まで気付かず
早く咲けと急かし続けてみた
たまに辛く当たっては
いつでもなじるのは僕自身だった
帰ろう
大丈夫 君は生きているよ
僕と共にあどけなく
きっと皆そうして歩んできたんだ
時を超えて花を咲かせてみろ
僕がいつも守るから
この花は君という 形ある奇跡
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4. |
声々
04:37
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04. 声々
何もしたくないはずなのに
「何かしらしてなきゃ」と思い込ませた
僕が二人いればいいなんて願うけど
当たり前、何も変わらない
バカですよね!
"失望"とか"絶望"とか
足りてます、飽きてます。
とりあえず混ぜてみた→こんなん出来ました!
くだらない今日は過ぎて
またくだらない明日は来るだろう
「過ぎていく時間に何を残せたの?」
答えは出せないままで
また徒に今日を上書きする
君の中に僕の声は届くの?
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僕の手を引いてくれる人
君となら、二人なら、どこへも行ける
嘘じゃないよ!
-----以上、全部妄想です-----
笑ってくれよ、頼むよ
これでも手放せないものもあるんだよ
小手先で立ち回っては
いつか破れる時を懼れている
「明日はここに存在出来るかな?」
杞憂の可能性なら
怯え震えながら期待している
いつになれば確信に出来るだろう
手を触れるのが怖いから
ガラス越しに眺めていたよ
何もしたくないはずだった
それなのに 気付いたら動き出していた
「今更」
いつでもそうさ
片隅でコソコソするくらいしか出来ない僕に
やれることなんて どうせこんな程度だから
くだらない今日を愛し
またくだらない明日を愛すだろう
僕の中に君の声が届く
君の声が僕の中で響くよ
僕の声は聞こえてますか?
君の声は聞こえているよ
戻れない今日を愛し
譲れない明日を愛す
「いつまで届けられるんだろう?」
恥ずかしい歌を流しながら
消えていく今を繋ぎ止める
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5. |
アッバンドーノ
05:37
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05. アッバンドーノ
見つけたよ
嘘です 言ってみただけ
何も変えられやしないんだ
変える気など無いけど
教えて あなたはどこにいるの
探したよ
嘘じゃない
ごめん嘘です
だって外は殺気に溢れていて
歩きたくもないんだ
随分遠くへ流されてきたみたい
何一つ垢抜けないけど
もうそれでもいい なんて割り切れず
でも 色褪せた記憶の中から
遠く離れたあなたを感じたいの
或いは近くにいたのかもね
どうだろうね?
おやすみ
夜が明けるよ
僕に良く似たあの何かは
今日は姿が無いね
今でも僕らは離れたままなのかな
淋しいな
近くにおいでよ
さあ 怖がらず足を踏み入れろ
ほら 何一つ残りやしないさ
生きている事 たまには感じたいな
気付いたろう "君"ならそこに居るのさ
気付いたろう "僕"ならここに居るのさ
くだらない言葉に取り憑かれている
誰なのか知らずに繋いだ手と手
とっても近くにいるのかもね
僕がいるよ
それだけさ
それだけなんだよ
そう 何も無い
それだけなんだよ
でも その距離を近づけるために
どれほどの物語が要るのだろう
躓いた時も唱えていた
「ねぇ」
これまでに何度口にしただろう
何光年離れているのかな
"僕"と出逢ったあなたを感じたいの
ねぇ
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