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盧​生​は​夢​見​た

from 人​文​論​叢 by Lopnur

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lyrics

07. 盧生は夢見た

縋り付いた愛の言葉か それは
実の所は誰に見せる為だ
心は侵せない 心だけは

染まりすぎた過去に怯えていたね
取り戻すことは出来ない 二度と
その意味を忘れるほど着重ねた

どんなことを夢見てここへ来た
思い出せたならまだまだ大丈夫
傷ついたその手は誰の夢?
君の為をしよう
ここから逃げ出そう 二人で

腐り落ちた笑顔は何を見るの
黄金色の穂を並べて毟る
言葉じゃ足りないことばかりさ

反体制のヒーロー気取りも
いずれ新しい王朝貴族となるさ
拠り所は何かさえわからない

感情だけが静かに落ちていく
それは覚めただけ すべては邯鄲の夢
評論なのか はたまた俸禄なのか
いいや
徐無の世は俄かに消滅した
さよなら

人の処の移ろいは 全てを攫っていく
特別じゃないと知っていれば
通り過ぎていける

冬が来る
温め合っていよう
どうか それぞれの場所で
呼び合えるまで

何度あの頃のこと思い出したのかな
数え上げることはやめようか
今か昔かなんて問題じゃないのだ
どの位置も初めからまともなんかじゃないと

そんな悲しいことは話さないでいてね
手と手を交わしたよ それだけさ
どんな優しい嘘が君を切り裂いても
その手には 記憶には 同じ痕があるよ

いつか耳が空いたら 埃を掻き分けて
手にとっておくれ あの日のように

credits

from 人​文​論​叢, released December 3, 2013

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